途中、急カーブがありますので油断せずに読んでください。
どうも、最近新たにカフェで皿洗いの仕事もはじめました!単純作業大好き侍!
おいしいごはんにコーヒー飲み放題でご機嫌です。1日4、5杯コーヒー飲ませてもらってる。
オーナーがラテン系の人なので従業員もほぼほぼ南アメリカ出身なんですけれども、
何を隠そう私はラテンピーポーが大好きなんですよね。
昨日でまだ4回目のシフトなんですが、すっかり仲良しです。底抜けに明るい彼らとはワンピースとドラゴンボール、鬼滅の刃、呪術廻戦で仲良くなれます。
知ってる日本語は「貴様ァ!」「なにィ!?」「速い!」に続いて
「おにいちゃん♡」「変態」と言われて頭抱えました。日本のアニメ文化は諸刃の剣です。
そんな彼らに「今日仕事終わりにみんなで集まるけどどう?ガチのマテ茶飲ませたる!」
って誘われたのでふらっと行ってきました!
めちゃくちゃ忙しかったので爆速で帰りたかったんですが、マテ茶飲んでみたくて。
みなさんマテ茶って飲んだことありますか?
一時期日本でもペットボトル飲料でありましたよね。太陽のマテ茶。
あいつどこ行ったんだろ、すっかり見なくなった気がする。
私はペットボトルのマテ茶すら飲んだことないですが「好きなお茶は?」と聞かれたら
ルイボスティーとジャスミンティー、あとからだ巡茶と答えるクセ強茶ラバーなので
なんとなく好きな予感がしてたんですよね。
伝統的なマテ茶の飲み方には特徴が2つあって
ひとつは90℃の茶を鉄製のストローで飲みます。
あの、熱いものとストゼロはストローで飲んじゃダメだよ?危ない。
ふたつめの特徴は回し飲みです。
私が飲み終えたらそこにまたお湯を入れ、そのまま次の人が飲む。
それを何ターンも繰り返すんですね。
回し飲みに抵抗あるタイプですか?私は特に何も思いません。
(強いて言うなら可愛い子からもらうと心の中のおっさんがニヤニヤするぐらいです。)
1人が見本を見せてくれ、私に回ってきたマテ茶。
幸いその日はやかんで沸かした熱湯ダイレクトインじゃなかったので普通に飲めましたが、
海遊館でエイとコバンザメに触ったときぐらい恐る恐るでした。
6人中4人が初めて会う人だったんですが
茶をしばきながらというか鉄製ストローに唇をしばかれながら楽しく会話が続きました。
やっぱり「同じ釜の飯を食う」みたいな文化って人と人の距離を近づけるように思います。
初マテ茶の味の感想は「草やなぁ」って感じです。
多分普通にストローから入って来る草を食ってたからなんですけど。野菜嫌いの草(ハーブ)好きとしては美味しかったですね。
そんな草好きな私ですが
ドラッグは好みません。
急ハンドル切ってほんと申し訳ないんですけど、一応冒頭でお伝えしたので許してください。
私がマテ茶後に味わったシチュエーションと同じ体験をして欲しくて。
あの、大麻ってあんなスッと出て来るんですね?
びっくりした〜さっきまでマテ茶すすってたのに
映画でしか見たことのねぇ白い包み紙の中から乾燥した葉っぱ出てきちゃったよ
仕舞って仕舞って〜!オーストラリアでも全然違法だから〜!
「え?さっき私が飲んでたのってマテ茶だよね!?」で笑いはとれたけど笑いごとじゃねぇよ。
オーストラリアでは医療用大麻のみ許可されていて嗜好品としてはダメです。
しかし残念なことに常用しているかどうかは別として「大麻はみんなやったことあるよね」というのが割と共通認識です。
更には南米というのは大麻の大大大生産国。
つまり南米出身の彼らにとって大麻とは「ダメなんだけどありふれている犯罪」なんです。
彼らが持つ大麻への認識は日本人にとっての自転車の二人乗りみたいなもんなんだなと思いました。
二人乗りなんてする人は普通にする道路交通法違反だし、警察が近くにいれば「やべっ」と降りて
何事もなかったかのように振る舞う。彼らにとって大麻はそんな感じ。
マテ茶よろしく大麻の回し吸いが白昼堂々ピクニック中に始まったので
「ほな帰るわ〜!エンジョーイ!」つって帰ってきました。
1番楽しい時間を逃したわね!って言われたけど
1番危険な時間を回避したんだよ。笑
ちなみに大麻の匂いは蚊取り線香に似ています。
でも割と不快で特徴的な匂いがするので吸った人はすぐにわかる。
さて、無事に大麻危機を乗り越えたわけですが、彼らとの大麻に関する認識の違いはものすごくおもしろかったので、そのあたりのお話と大麻が我々の心と体にどのような影響を与えるのかについては次回お話ししようかと思います。
最後にみなさん声に出して読み上げてください。
「薬物ダメ、ゼッタイ」
この教育により私はわたしを守ることができました。
追伸 彼らは悪党ではありません。ただただ文化が違うのです。