コーンフレークが食べたい。
兎にも角にもコーンフレークが食べたい。
益田ミリさんのエッセイ『今日のおやつは何にしよう』(幻冬舎文庫)を読んでいたら
「甘いコーンフレークの冷たい牛乳がけ」の文字を見つけてしまった。
あー、食べたい…!
オーストラリアにもコーンフレークはもちろんあるんですが、そうじゃないんですよ。
日清食品「シスコーン」のマイルドチョコ味が食べたいんです。あいつが私のナンバーワン。
もう15年ほど前の記憶だけどたしかシスコーン坊やっていうキャラクターが
ちょっとキマった目でこっち見てくるパッケージだったと思う。
シスコーンのマイルドチョコ味は私の小学生時代を支えた相棒です。
牛乳を注ぐだけという手軽さで朝ごはんにもおやつにも最高でした。
みなさんはコーンフレークパリパリ派ですか?
しなしな派ですか?それとも中庸派ですか?
私はしなっしなのコーンフレークが好きです。
しなしなを超えてしなっしなの。
固いものがあんまり好きじゃないんですよね。
皿うどんもパリパリがなくなった頃に食べるし野菜も食感がなくなるまで茹でたい。
なんなら野菜は全部ポタージュで食いたい。
ブロッコリーの茹で具合で夫とは冷戦中です。
※彼は顎がゴリラなのでバリバリ音が鳴るほどかってぇブロッコリーを好んで食べています。
野菜と言えばお鍋の野菜を待ってると周りに食べられてありつけないことが多々あります。
私としては「え、それまだできてないよ…?」って思ってるタイミングでみんな食べ始めてビビる。
わたし以外がフライングでスタート切ってゴールまで駆け抜けるもんだからほんとびっくりだよ。
このように私はふにゃふにゃ愛好家なわけですが、シスコーンの場合は牛乳にしっかり味を出したいという狙いもある。コーンフレークを食べ終えてココア味に変身した牛乳をお皿から飲む瞬間の多幸感ったらないんですよ。
ココアが飲みたいわけじゃない、あのシスコーン味が染み出した牛乳が飲みたいんだ。
あれに唯一対抗できるのはミルメーク(一部地域で学校給食に出る牛乳をココアやいちごミルク味に変えてくれる美味い粉末)だけです。
ここまで読んでこの話なんなん?と思ってますか?「ただシスコーンが食べたい女」の話です。
あ〜たべたいなぁ、しなっしなのシスコーン。