「海外に住むときって家どうするの?」
渡航前、よく聞かれた質問なんですけど私たち夫婦の場合 家、ありません。
人それぞれではありますが
1.海外渡航を斡旋するエージェントに家を紹介してもらう
2.ホームステイ(学校またはエージェント経由)
3.仮住まいのホテルを押さえて現地で家探し
このパターンが多いんじゃないでしょうか。
私たちが選んだのは
3.仮住まいのホテルを押さえて現地で家探し
理由はエージェントにコロナが明けて留学生の流入が激しく紹介できる家がないと言われたこと、
ホームステイ先も指定できないと言われたこと、
ホームステイだと夫婦バラバラになると言われたこと・・・などなど
安心材料として家は押さえておきたかったものの仕方ない。
ということでひとまずホテルを確保し、あとは現地で家を探すことにしました。
じゃあ現地で家を探すってどんな感じなの?
って話なんですが
オーストラリアでの家探しは少々勝手が違う。
手順はざっくり5つ
1.物件情報サイトで物件を見つける
2.内見の申し込みを1件1件する
3.内見に行く
4.申し込む
5.審査が通れば契約する
まず物件を探すところなんですが、日本ではSUUMOのような不動産仲介会社に行けば
条件に合う物件を紹介してくれて、いくつかまとめて内見に連れてってくれますよね。
オーストラリアでは物件情報サイト等から自分で物件を探し出し、
管理会社を介してオーナーと連絡を取る。
つまり物件を見に行くには全部の物件に自分から連絡しないと内見に行けない。
ちなみにこの内見は基本的に現地集合&集団ツアーです。
20日の10:00に物件に来てね!てな感じで物件にいくとすげぇ人がいます。
その人たちと一緒に物件に入って散策するスタイル。
物件の大きさと人の数によっては軽くクラブみたいになりますからね。
フロア沸いてます。沸かすフロはねぇのに。
で、この内見に行くと物件に申し込むためのWEBフォームのURLが送られてきます。
内見に行かないと申し込みできない仕組み。
ここまででもなかなか面倒ですが問題はここから。
「この家貸してください!」っていう申請をWEBフォームからするんですが、
その項目が埋められない。条件を満たせない。
家を借りるときに重要になるのが
・身元が証明できること
・仕事をしているかどうか
・リビングヒストリー(直近でオーストラリアで家を借りていたかどうか)
身分証明はパスポートとビザで何とかなりますが
仕事とリビングヒストリーは渡航後すぐの移民には難しい条件ですよね。
私の語学学校の先生もブリスベンに引っ越してきた当初すごく苦労したとのことでした。
仕事もなく、もちろんリビングヒストリーもない。
というかそのヒストリー今から始まるんですけど状態。
先生は見に行く先々でリビングヒストリーがないなら貸せないと言われたため
「家賃を1年分一括で支払うから貸してくれ」と交渉したが貸してもらえなかったそう。
つまりは現在お金があることよりも、長期的な支払い能力と社会的信用のある人物かどうかを重視するんですね。まあ、真っ当ではある。
でも頼む。ここでのヒストリーはこれから創るんだ。貸してくれ。
少し長くなりそうなので続きは次回お伝えします。
なにもない日本人夫婦はどうなっちゃうの~!?
次回、無職、豪邸に住む。お楽しみに!
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] あー、オーストラリアの家?決まってないよ。 […]
[…] 前回は家無しで渡航し、家探しをしないとならんがなにやら日本と勝手が違うぞって話でした。 […]